- 2024/05/30 掲載
〔新規公開〕アストロスケールHD、6月5日グロース上場=宇宙ごみを除去
宇宙ごみ(スペースデブリ)の除去を目指すアストロスケールホールディングス(東京都墨田区、岡田光信社長)が6月5日、東証グロース市場に上場する。公募と第三者割当増資で調達する約160億円は研究開発費や人件費に充てる。
2018年設立。人工衛星運営者やロケット事業者を相手に、運用が終了した人工衛星やデブリの除去など、軌道上の安全を確保するサービスを提供する。衛星の寿命延長や故障機の観測にも取り組む。
今年2月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公募事業で、新開発の衛星を打ち上げた。15年前に打ち上げられたまま軌道上を周回していたH2Aロケットの一部に接近し、撮影に成功した。
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