• 2024/05/30 掲載

米証券決済「T+1」移行初日、市場に大きな混乱見られず

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Davide Barbuscia

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米国証券(株式・社債など)の決済を巡り、約定日後2日(T+2)から同1日(T+1)への期間短縮化が始まった28日は、市場に大きな混乱は見られなかったもようだ。

バンガードの米国上場投資信託(ETF)資本市場責任者を務めるウィリアム・コールマン氏は「T+1決済初日の取引は円滑に進んだ」と語った。

証券決済・保管機関DTCCによると、28日夜の時点で全証券取引のうち、当事者同士が詳細な条件を確認する「アファーメーション」が行われた比率は92.76%と、24日の89.59%を上回った。アファーメーションの比率上昇は、順調な決済成立の確率が高まることを意味している。

別の市場関係者の話では、DTCCの子会社経由の一部取引で手続きに遅れが生じたものの、その後問題は適宜解決されつつあるという。

米投資信託協会(ICI)は声明で「全てのT+1の取引執行手続きは完了し、正常に機能しているように見える」と述べた。

29日は24日約定のT+2取引と28日約定のT+1取引の決済が重なるため、市場に負荷がかかる可能性もある。ただバンガードのコールマン氏は「本日も大半の取引は問題なく決済されるだろう」との予想を示した。

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