- 2024/05/27 掲載
長期金利が12年ぶり高水準の1.02%に上昇、先物も後場に入り下落
市場では、タイミング的に日銀金融研究所が開催した「2024年国際コンファランス」での内田真一副総裁の基調講演が材料視されたのではないか、との声が聞かれた。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは「個人的には特別新味があるとかタカ派に感じた発言はなかったが、2年・先物・10年ゾーンが反応していることから、発言が金融政策に関する売り手掛かりになったとみられる」と指摘。ただ市場の反応はやや大き過ぎる気もするとして、取引終盤にかけては「どんどん売られるというより、押し目買いが入る可能性もあるのではないか」との見方を示した。
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