- 2024/05/24 掲載
米4月新築住宅販売、前月比4.7%減の63万4000戸
住宅ローン金利と住宅価格の上昇を背景に減少し、住宅市場が第2・四半期に勢いを失っていることを示した。
3月の販売戸数は66万5000戸と、前回発表の69万3000戸から下方改定された。
4月の地域別は、いずれも前月比で北東部が20.9%、西部が7.3%、南部が4.8%、それぞれ減少。一方、中西部は10.0%増えた。
新築住宅販売戸数は米国の住宅販売戸数のうち10%超を占める。契約時に計上されるため住宅市場の先行指標となるが、前月比の増減率は大きく変動しやすい。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年固定金利住宅ローン金利の平均は4月に上昇を続け、7%を上回った。
4月の新築住宅価格の中央値は前年同月比3.9%上昇の43万3500ドルだった。30万─49万9999ドルの価格帯の物件が販売の主力だった。
4月末時点の新築住宅の在庫は48万戸と、3月の47万戸から増えた。
4月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は9.1カ月。3月は8.5カ月だった。
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