- 2024/04/15 掲載
米政府、サムスン電子の半導体施設に補助金 最大64億ドル
[15日 ロイター] - 米商務省は15日、韓国サムスン電子のテキサス州中部の半導体生産拡張に最大64億ドルの補助金を支給すると発表した。
米国内の半導体生産を増やす取り組みの一環。2022年に成立した半導体・科学法(CHIPS法)に基づいて補助金を支給する。
政権当局者が記者団に明らかにしたところによると、航空宇宙、防衛、自動車産業向けの半導体生産を促進し、国家安全保障を強化する。
レモンド商務長官は、2つの半導体生産施設のほか、研究センター、パッケージング施設が今回の補助金の対象になると表明。サムスンがテキサス州オースティンの半導体施設を拡張することも可能になると述べた。
同長官は「(こうした投資により)米国は現在リードしている半導体設計だけでなく、製造、先端パッケージング、研究開発でも再び世界をリードできるようになる」と指摘した。
政権高官によると、サムスンはテキサス州内の施設の建設・拡張に20年代末までに約450億ドルを投資する予定。
関連コンテンツ
PR
PR
PR