• 2024/04/13 掲載

米利下げ、年内2回程度か 時期には不確実性=ボストン連銀総裁

ロイター

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Michael S. Derby

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は11日、ロイターのインタビューに応じ、インフレ率が目標水準に回帰するにはまだ時間がかかるとし、年内は2回程度の利下げを想定していると明らかにした。

「一定の需要減速が始まり、それが続くと依然として予想しており、年内のインフレ率低下につながるだろう」と述べた。

インタビューに先立つ講演では、連邦準備理事会(FRB)は今年中に政策金利を引き下げる可能性が高いものの、インフレを巡る不確実性とリスクを考えると、そうする前に時間をかける必要があると述べた。雇用市場と経済全体が堅調なため、その忍耐の時間は確保できるとした。

利下げ開始時期については「データは引き続き不安定で、ノイズが混じり、多くの不確実性がある」と指摘。「事態がどうなるかに関してわれわれは水晶玉を持っていない」と語り、時期を口にするのは不可能だとした。

また、利上げは「私の基本シナリオには含まれていない」と述べた。ただ、金融政策に設定された道筋はないとして、「可能性がないとは考えていない。それは本当にデータがどうなるか次第だ」と付け加えた。

このほか、ストレス期に銀行に流動性を提供するために1年余り前に立ち上げられた銀行ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)が融資を停止したことを受け、最後の貸し手であるFRBの連銀貸出(ディスカウント・ウィンドウ)を銀行が利用できるよう引き続き努力していると語った。

連銀貸出を利用することは他の金融機関に問題を抱えていることを知らせることになるため、多くの銀行は利用を敬遠しており、FRBはこうした負のイメージの払拭を目指している。

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