ＪＲ旅客６社と小田急電鉄など大手私鉄９社は１２日までに、精神障害者を対象とした運賃の割引制度を導入すると発表した。京王電鉄など７社は既に同様の割引を実施済みで、これにより全国のＪＲと大手私鉄１６社が導入することになる。

ＪＲ６社は、障害の重い第１種精神障害者と介護者１人について、普通乗車券や定期券などを５割引きとする。開始時期は、ＪＲ６社と小田急など私鉄５社は来年４月、京成電鉄は今年６月、東京地下鉄（東京メトロ）は同８月。

【時事通信社】