- 2024/03/31 掲載
中国製造業PMI、3月50.8と予想以上に改善 半年ぶり節目越え
2月の49.1から上昇し、ロイターがまとめたエコノミスト予想中央値の49.9も上回った。
中国光大銀行のアナリスト、Zhou Maohua氏は、PMIが国内の需給改善、住宅保有者や企業の信頼感回復、消費・投資意欲の高まりを示すと述べた、
新規輸出受注は1年ぶりに拡大に転じた。雇用は引き続き縮小したもののペースが減速した。
このところ景気持ち直しを示唆する指標がいくつか発表され、シティは28日に今年の成長率予想を4.6%から5.0%に引き上げた。チャイナ・ベージュブックは先週、「3月のデータは、経済が良好な状態で第1・四半期を終えることを示唆する」とし、「雇用の改善は2020年終盤以降で最長で、製造業、小売業も回復している」と指摘していた。
サービス業と建設業を合わせた非製造業PMIは51.4から53.0に上昇し、昨年9月以来の高水準となった。
製造業と非製造業を合わせた総合PMIは52.7だった。
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