- 2024/03/26 掲載
FRB、利下げ時期慎重に見極め 物価低下一様でない=クック理事
[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクック理事 は25日、FRBは利下げに着手する時期を慎重に見極める必要があると述べた。
クック氏はハーバード大学のイベントでの講演原稿で、インフレ低下と堅調な労働市場に言及した上で、「雇用と物価を巡る目標の達成に向けたリスクは、良好な均衡に移行しつつある」と述べた。
ただ、インフレ率をFRBが目標とする2%に引き下げる道筋は「一様ではない」とし、「物価安定を完全に回復するには、時間をかけて金融緩和を行う慎重なアプローチが必要になる」との考えを示した。
FRBが利下げに着手する時期のほか、想定される利下げペースについては手がかりを示さなかった。
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