• 2024/03/19 掲載

BISやECBなど、AI駆使して気候関連金融リスクを分析

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Huw Jones

[ロンドン 19日 ロイター] - 国際決済銀行(BIS)や欧州中央銀行(ECB)、スペインとドイツの中銀は19日、人工知能(AI)を駆使し、銀行などが異なる方法で開示するデータの違いをならして気候関連金融リスクの分析を行ったと発表した。

金融当局は気候変動が金融機関に与える影響を評価するために質の高いデータを必要としている。しかし統一された開示基準がないため、企業のアニュアルリポートでは、本文や表、脚注などに情報が散らばった格好となっている。

BISと3中銀による「ガイアAI」プロジェクトは企業の二酸化炭素(CO2)排出量やグリーンボンド発行、自主的な脱炭素目標に関し、データ分類の定義や開示方法における地域間の違いをならして透明性を確保し、気候関連金融リスクの比較を容易にした。

同じデータでも企業によって表示の仕方がいろいろあるが、ガイアは、データの表示名ではなく定義に着目することで比較を可能にした。

銀行や保険会社を含む上場企業は新たな国際基準や欧米の規制の下で気候関連の開示が新たに義務化され、従来の自主的アプローチに比べて詳細な情報が求められるようになる。

ガイアAIプロジェクトでは5年間にわたり金融機関187社について20の主要指標を調査。脱炭素化目標を掲げたりグリーンボンドを発行する金融機関が増えたことが分かったが、世界各地で増え方にばらつきがみられた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます