- 2024/03/19 掲載
円急落、150円台=東京株4万円台回復
19日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=150円台に急落した。日銀がマイナス金利政策の解除とともに国債買い入れペースを当面維持することなどを決め、「緩和的な金融環境」が続くとの見方が広がり、円売り・ドル買いの動きが加速した。午後3時現在は150円30~31銭と前日比1円18銭の大幅な円安・ドル高。
東京株式市場では、日経平均株価の終値が前日比263円16銭高の4万0003円60銭と、約2週間ぶりに4万円の大台を回復した。円安が進んだことに加え、日銀の決定内容が事前に想定された通りだったため、投資家の間に安心感が広がった。
債券市場では買いが広がり、長期金利の指標となる新発10年物国債(第373回債)の流通利回りが低下(債券価格は上昇)。前日比0.030%低い0.725%と、約2週間ぶりの低水準となった。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=150円台に下落した円相場を示すモニター=19日午後、東京都中央区
PR
PR
PR