- 2024/02/28 掲載
東芝、1070億円の赤字=4~12月期、上場廃止後初の決算
東芝は28日、2023年4~12月期の連結決算(米国会計基準)を公表し、純損益が1070億円の赤字(前年同期は840億円の黒字)に転落した。昨年12月の上場廃止後初の決算発表で、限定的な公表にとどめた。
純損益の赤字は同期としては4年ぶり。約4割の株式を持つ半導体大手キオクシアホールディングスの業績悪化で、1009億円の持ち分法投資損失を計上したため。
売上高は前年同期比5%減の2兆2567億円で、営業損益は119億円の赤字(同81億円の黒字)となった。主力の電力関連事業は好調だったが、ハードディスクドライブ(HDD)の製品保証などで引当金を追加計上したため赤字になった。業績の詳細や通期業績予想は示さなかった。
【時事通信社】
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