- 2024/02/28 掲載
産業エンジン、型式取り消しへ=豊田織機、国交省「聴聞」欠席
豊田自動織機は28日までに、産業機械用エンジンの認証不正問題に関し、国土交通省が29日に開く「聴聞」を欠席すると同省に伝えた。聴聞は、フォークリフト用などエンジン3機種の大量生産に必要な「型式指定」を取り消す行政処分案について、事業者側から意見を聴取する手続き。同社は処分案に異論はないとしており、欠席を受けて国交省は近く処分を正式決定する見通しだ。
豊田織機の認証不正では、国交省は今月22日、道路運送車両法に基づき、フォークリフト用2機種と建設機械用1機種のエンジンの型式指定を取り消す方針を発表した。同社は昨年4月にもフォークリフト用エンジン2機種が指定取り消しを受けており、今回処分されれば産業機械用で主力の全5機種が取り消しとなる。
【時事通信社】
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