- 2023/08/08 掲載
米テスラ、カークホーンCFO退任 CAOが兼任へ
テスラはカークホーン氏の退任理由を明らかにしていない。カークホーン氏はテスラに13年超にわたって在籍し、4年間CFOを務めた。円滑な移行を支援するため、年末までテスラにとどまる。
カークホーン氏の在任中、テスラは大衆市場向け小型セダン「モデル3」の発売後初めて四半期損益が黒字化し、テスラの時価総額は1兆ドルを超えた。
カークホーン氏はビジネス向け交流サイト(SNS)リンクトインに「この会社の一員となってきたことは特別な経験で、13年超前に入社して以来、共に成し遂げてきた仕事を非常に誇りにしている」と投稿した。
テスラ株は午前の取引で約4%下落した。
タネジャ氏は、テスラが太陽光発電事業を展開する米ソーラーシティを買収後の2016年に入社した。
テキサス州オースティンに拠点を置くテスラはEV価格を今年値下げした。販売台数の増加と市場シェアを優先し、業界トップクラスの利益率が圧迫されている。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が「激動の時代」と呼ぶ金利上昇が売り上げに打撃を与える中でも、テスラは一段の値下げを示唆している。
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