- 2019/06/27 掲載
【図解】コンデンサとは何か?電荷をどのような仕組みでためるのか
電機の仕組み基礎用語解説
静電容量の表し方
コンデンサは、電荷を蓄える部品で、キャパシタとも呼ばれます。蓄えることのできる電荷の大きさを静電容量と呼び、F(ファラド)という単位で表します。電子回路で使用するコンデンサの静電容量は大変小さいので、1/106FをμF(マイクロファラド)、さらに1/106μFをpF(ピコファラド)と表します(図1)。セラミックコンデンサのような静電容量の小さなコンデンサは極性をもたず、外形の小さなコンデンサでは、静電容量をpF単位でコード化した数値で表します。
静電容量の大きな電解コンデンサは極性をもち、外形が大きくなるので、コンデンサ本体に静電容量の値を直接表示しています。リード線の極性は、マイナス側端子をマークで明記し、新品の部品ではリード線を短くして識別します。
電解コンデンサの充放電の仕組み
コンデンサが電荷を蓄える機能を利用して、回路の中で電源と並列に電解コンデンサを接続すると、電源電圧に変動があった場合、電圧の変化を安定させる効果をもちます(図2)。電解コンデンサに電荷が満たされていないときに電源電圧を与えると、コンデンサに電流が流れて電荷が蓄えられ、コンデンサが充電されます。
コンデンサに電荷が蓄えられると、両端の電圧が高くなって電流が減少し、コンデンサ電圧が電源電圧と等しくなります。電圧の増加が飽和して電荷が静電容量を満たすと、電流が流れなくなります。
ここで電源電圧が断たれると、コンデンサに蓄えられた電荷がコンデンサに流れ込む電流と逆の向きに回路へ流れだし、放電が始まります。放電と同時にコンデンサの電圧は低下し、電荷が放出されるとコンデンサの電圧はゼロになって、放電が終了します。
※本記事は『はじめる!楽しい電子工作 カラー図解を見ながらつくれる!電気のしくみもよくわかる!』の内容を一部再構成したものです。
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