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- 2015/12/11 掲載
さくらインターネットが「Excelによるどんぶり勘定」の原価計算を抜け出した方法
さくらインターネットにおける原価計算とそのシステム構築について
さくらインターネット 須藤武文氏。
まず弊社の概要からご紹介します。弊社は1999年創業、従業員が約300名、売上高が約105億円。
提供しているサービスは大きく分けて「ハウジング」と「ホスティング」の2つです。ハウジングはデータセンターにお客様の機器を持ち込んでいただき、回線や電源、空調などを提供します。ホスティングは弊社が所有する機材にアクセスしていただき、お使いいただくサービスです。
2つの事業の割合は、おおよそハウジングが24%、ホスティングが67%、その他が9%。利用者数は個人が約20万、法人が約15万で、合計35万。

データセンターは、東京と大阪、そして北海道石狩にあります。東京と大阪はアクセス至便の都市型データセンターで、何かあればお客様がデータセンターに駆けつけられます。一方、石狩は郊外に安い土地を求めて設置した郊外型データセンターです。

バックボーンネットワーク。弊社が所有しているネットワークは、ほかのネットワークと接続している回線容量が国内トップクラスです。
そして、データセンターの建設やバックボーンネットワークの接続など、これらインフラはすべて投資です。例えばバックボーンの他社さんとの接続では、キャリアさん並の高価な機器などを使います。
世の中は「所有から利用へ」というトレンドがありますが、誰かが所有せずに利用するということは、別の誰かがそれを所有しているわけです。弊社はその「持つ経営」をしていると。

そして「国内でコストパフォーマンスがよいサービスは、さくらインターネットだよね」と言われるようになるには、規模も追求しなければなりません。
というような商売を弊社はしているわけです。
【次ページ】 これまでは原価をExcelで計算していた
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