- 2015/01/14 掲載
ウェアラブルEXPO展示27社まとめ、Recon JET、JAWBONE、充電ウェアなど一挙レポート
フィットバンドのJAWBONE(ジョウボーン)では、UP MOVE、UP24のほか、最新のUP3を参考展示。これまでの同社製品に、防水機能・心拍計・温度計を搭載した。価格や発売日は未定とのこと。
拓殖大学前山研究所、ムネカタ、コーンズテクノロジーが提供していたのは、「充電ウェア」。たとえば膝を曲げたり、腕を動かす際の駆動部分の圧力(圧電素子)を利用して、発電を行う。「太陽光発電時計のように充電を一切意識しなくなるのが理想。それを実現したい」(拓殖大学 前山利幸 准教授)。試作版では1着あたり10万円以上かかっているとのことだが、生産ラインに載れば価格は抑えられるという。同ウェアでは、Bluetooth Low Energyでバイタルサインをスマートフォンに無線送信できる。
商社の美貴本では、Fitbitのほかアスリート向けのRecon JETを展示。Recon JETは撮影用のカメラと小型ディスプレイが付いた屋外スポーツ向けメガネ型デバイス。創業者でCEOのDAN EISENHARDT氏も来日し、「重量はわずか80グラム弱、ハンズフリーで視界の下に各種情報が表示される」とPRしていた。関係者によると4月ごろをめどに発売するという。
13日にリング型ウェアラブルデバイスを発表したばかりの富士通は、コンセプト展示にとどまっていた。
透過型のディスプレイを手がけるピーアールピーでは、3Dハンドジェスチャーを基盤にする「Smart Zero」を展示。「タッチパネルに触れずに、XYZ軸を読み取って、さまざまな操作ができる」(代表取締役の楊 起東(ヤン・キドン)氏)。
ビッグローブでは、Android 4.2を搭載したコネクトデバイスを展示。1.6インチディスプレイとほぼ同サイズの筐体にビッグローブのSIMカードを備え、3軸モーションセンサーを備えている。「利用用途は展示者と検討する」としており、今後の展開はこれから探っていく意向だった。
Vuzixでは、片眼式スマートグラスを展示。新日鉄住金ソリューションズで、フィールドワーク向けの実証実験を行っているという。
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