- 2014/06/11 掲載
セールスフォース、「Salesforce Wear Developer Pack」を発表 ウェアラブル普及支援
1つめは、1:1 のコネクテッドエクスペリエンス。常にオンライン化されているウェアラブルによって、お気に入りのカジノやリゾート地、遊園地などへ行った時でも支払いの際に財布を取り出さずに済んだり、ホテルのカードキーを探したり、適切なアプリケーションを検索したりする手間が完全になくすことが可能になる。
2つめは、状況認識型のセールスアプリケーション。ウェアラブルによって、営業担当者はデジタルの世界でより多くの時間を活用しながら、現実の世界での存在感を高めることが可能になる。手首に着けたウェアラブルデバイスであれば、会話の中で必要な情報のアップデートを即座に知ることができる。
3つめは、より迅速でより安全なサービス提供。ウェアラブルによって、油田掘削装置や医療機器などのサービスエンジニアは、メガネ型のウェアラブルデバイスで遠隔地からライブデータにアクセスし、対象となっている機器・設備のプランをチェックし、リアルタイムのコーチングを行うことができる。
4つめは、プラットフォーム。開発者は、ウェアラブルデバイスをあらゆるビジネスプロセスに接続するアプリケーションを構築できるという。緊急の承認が必要な際のスマートウォッチのボタンからリストバンドを通じた施設へのアクセス管理、フィットネス追跡デバイスによるフィットネスの課題を通じたスタッフの健康増進まで、あらゆる場面に向けたアプリケーションの構築が必要となるので、これを支援するという。
デベロッパーリレーションズ担当VP、アダム・セリグマン氏はSalesforce Wear Developer Packについて、「それぞれのIDを管理しながら、デバイスをSalesforce1 Platformへ接続するために必要となるセキュアなAPIアクセスと接続環境を提供する」と説明している。
本取り組みには、ARM、Fitbit、グーグル、Pebble、Philips、サムスンなどが参加を表明しているという。
Salesforce Wear Developer Packはすでに一般提供が開始されており、Salesforce CRMおよびSalesforce Platformのすべてのユーザライセンスに含まれる。
米調査会社のIHSの「Wearable Technology - Market Assessment」によれば、2014 年のウェアラブルの販売実績はおよそ5000万ユニットに達し、2018年には1億8,000万ユニットを超える見込み。
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