日立の「NEXTBASE」は、今回の大東銀行の加盟により12行が採用する、地域金融機関向けの共同アウトソーシングサービス。

　大東銀行は、「NEXTBASE」を採用することにより、制度変更への迅速な対応や、共同アウトソーシングサービス利用における項目の設定・組み合わせ独自選択による自由な商品設計、インターネットバンキングやコンビニATMの24時間対応などが可能になる。コンピュータシステムは、バックアップセンターを有する2センター構成となっている。

　定型化している銀行の基幹業務システムを共同化することにより、システム開発・運用コストを削減。これにより大東銀行は、システム部門スタッフを戦略的IT分野へ特化させるとともに、コア業務へ経営資源を集中することで、経営基盤の強化を図る方針だ。

　次期基幹系システムの稼働時期は、2016年度上期を予定している。