- 2013/09/20 掲載
グーグル、iOSとAndroidで「Quickoffice」を無料提供 モバイルOffice市場で攻勢


今回、新機能として、zip形式のフォルダーの作成、ExcelとPowerPointでのグラフ閲覧の対応が行われた。また、ファイルはGoogleドライブに保存されるため、マルチデバイスで閲覧・編集することができる。また同アプリはiOS版とAndroid版があり、iOS版はiPhone向けとiPad向けが今回統合された。
実際に同アプリ(iOS版)でOfficeファイルを開いてみると、iPhone上ではExcelやPowerPointなどの一部ファイルはデザインの崩れもあるが、変更履歴やコメントも表示されるなど、Microsoft Officeとの互換性は他のモバイルOfficeアプリと比較して高い印象だった。
米ガートナーの調査によれば、現在は8%に過ぎないクラウド版オフィス製品だが、2017年には33%に、2022年には60%がクラウドへ移行するという。こうしたモバイル化・クラウド化を見据えて、マイクロソフトはiPhone向けを6月に、Android向けを7月に提供しており、主導権争いが本格化している。
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