- 2013/06/19 掲載
マイクロソフト、脆弱性悪用防止ツール「EMET 4.0」を公開

Windows XP SP3以降のクライアント/サーバOSで利用でき、マイクロソフトのサイトよりダウンロードできる。
幅広い攻撃に対応する一方で、正常なアプリケーションの挙動にも影響を与える可能性があるため、利用時には十分な検証を行う必要がある。
EMET 4.0では新たに、SSL/TLS証明書のチェック機能が追加された。事前に機能を適用するSSL/TLSのWebサイトと、サイトが利用するルート証明機関の証明書の組み合わせをEMETで指定しておけば、IEで指定のWEBサイト閲覧時に、CA 証明書が指定されたものであるかを確認し、異なる場合は、エラーを通知する。
一方で、マイクロソフトの日本のセキュリティチームブログによれば、EMETを利用したXPよりも、EMET未利用のWindows 7のほうが堅牢だと説明。古いOSはEMETのようなツールを利用しても最新の攻撃を防ぐには限界があると説明している。
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