- 2013/04/08 掲載
日本IBM、販売代理店手数料や営業報酬の計算を効率化する「Cognos ICM V8.0」を発売
また、販売した商品・サービスに応じて計算方法が異なるだけでなく、キャンペーン期間中の報酬・手数料は通常とは異なるルールにしたり、代理店が持つ認定資格によっても計算方法が異なる。また、返品やキャンセルが発生した場合も特別な処理が必要となる。
今回新たに発表されたCognos ICM V8.0は、こうした営業報酬・代理店手数料の計算をスプレッド・シートや手組みのシステムで行っている企業に対して、複雑な報酬計算を処理する計算エンジンを提供し、営業報酬や代理店手数料の計算および管理を自動化するというもの。
Cognos ICM V8.0は、(1)複雑な営業報酬制度の設計や管理を行う「インセンティブ・報酬制度管理」、(2)営業スタッフの担当区域の割り当てや売上計上ルールの策定などを支援する「テリトリー管理」、(3)個人やチーム、代理店での売上目標、ノルマの配分などを設定し管理する「売上目標管理」、(4)代理店の認定や手数料を管理する「販売チャネル管理」の4つの機能を提供する。
Cognos ICM V8.0を用いることで、基幹システムから売上データなどを取得し、入力された計算式に従って営業報酬や代理店手数料を自動計算できる。経営層や人事、経理、営業部門における利用者は、プログラミングの知識を必要とせず、専用のUIから設定画面上で条件や数値を入力するだけの簡単な操作で、営業報酬や代理店手数料の計算式を入力できるという。
また、Cognos ICM V8.0は、自動管理および報告資料を作成する機能により、営業報酬や代理店手数料における透明性や公平性を高め、監査対応やコンプライアンス遵守を支援する。
Varicentによる説明ビデオは以下の通り(英語)。なお、本動画は2011年のもので買収前のものだが、ICMの概要や取り組み事例なども紹介されている。
ガートナーの調査「Gartner MarketScope for Sales Incentive Compensation Management (Mar.2010)」によれば、このような報酬管理ソリューションの導入により、ミスを90%以上減らし、処理時間を40%以上短縮できるという。
Cognos ICM V8.0の価格は、支払い対象者数が500人の場合、約5,000万円。日本IBMおよび日本IBMのビジネスパートナーから販売する。提供形態はオンプレミスとクラウドに対応する。
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