アイ・ティ・アール（以下、ITR）は14日、DBMS（RDBMS、DBMSアプライアンス）、BI（ETL、データ分析/レポーティング、DWH用DBMS、データ・マイニング、テキスト・マイニング）、帳票作成運用を対象とした市場調査の結果と、調査対象の製品分野のなかで高い伸びを示しているDWH用DBMSとDBMSアプライアンス市場の動向を発表した。

RDBMS	2010年度から2012年度はオラクルがトップを維持も、マイクロソフトが僅差に迫る
DBMSアプライアンス	2012年度は37.4％増（金額ベース）の見込み、参入ベンダーの増加で混戦へ
ETL	2011年度は4.1％の微増、2012年度は若干上向きに。IBMはシェアトップを維持
データ分析/レポーティング	2011年度は前年度比11.0％増、2012年度はやや減速
DWH用DBMS	2011年度、2012年度とも30％超の大幅な成長
データ・マイニング	IBMが高いシェアを維持し、市場は2011年度8.9％増、2012年度も堅調
テキスト・マイニング	ソーシャルメディア分析用途の拡大で、市場は2011年度・2012年度ともに10％超の伸び
帳票作成運用	ウイングアークが市場を牽引し、2011年度は10％増、2012年度も堅調な伸び

DWH用DBMS市場およびDBMSアプライアンス市場は、2012年度に向けて30％超の成長