IMJ、「スマートフォンサイト最適化コンサルティングサービス」開始　アクセス数倍で

　現在、国内のスマートフォンの普及拡大に伴い、IMJの顧客のWebサイトにおいても、スマートフォンからのアクセス比率が、2011年は全体(PC・フィーチャーフォン含む)の約10％程度であったものが、2012年には全体の20％～30％に拡大しているケースが多く、スマートフォンからのアクセスが増加するとともにスマートフォン経由の売上額や申し込み件数の増加など、事業に対するインパクトが拡大しているという。

　そこで今回、IMJが提供するスマートフォンユーザーに対応したサイト最適化の支援サービスを提供する。本サービスでは、同社の専門コンサルタントが定性的にユーザービリティをチェックする「ヒューリスティック評価」と、定量的にデータを分析する「アクセス解析」の2軸にて現状分析を行い、スマートフォンユーザーに最適なサイトへ向けた改善方針を策定する。


　「ヒューリスティック評価」では、同社が独自で開発した「ヒューリスティック評価ポイント」に基づき、競合比較を含めて、ユーザービリティ上の課題を抽出し、改善方針を策定する。


　「アクセス解析」では、アクセスログデータから、PC流入状況・サイト内行動・コンバージョン状況を定量的に分析し、サイトのボトルネック抽出だけにとどまらず、PCとの傾向の異なりを整理し、スマートフォンサイトの役割や全体戦略の中での位置づけを意識した改善方針を策定するという。

　そのほか、企業のユーザーにアンケートを行うことや被験者に実際に操作してもらうユーザーテストなどを組み込むこともできるという。

　期間は一般的に約1.5ヵ月、ヒューリスティック評価レポート / アクセス解析レポート / スマートフォンサイトの改善方針を納品する。