- 2012/07/10 掲載
セイコーウオッチ、中国現地法人で日立システムズのクラウドサービス採用
今回の発表によると、セイコーウオッチが展開するウオッチ事業は中国で急速な拡大を続けており、現地営業拠点のセイコーウオッチ現地法人では、ITシステムの柔軟な拡張、内部統制やセキュリティへの対応、BCP対策などの理由から、システムを適切に維持・管理する必要に迫られており、日本並みの高品質なITサービスを低価格で利用できる現地データセンターの活用を検討していたという。
一方、海外進出する日系企業のサポートするグローバルITサービス「GNEXT」を展開する日立システムズでは、中国の広州や大連で現地パートナー企業と合弁会社を設立し、システム運用・監視サービスやクラウドサービスを開始するなど、中国におけるITサービスの事業体制の強化を図っている。この一環で、日立システムズが定める設備・サービス品質スタンダードを満たし、日本品質で顧客企業に安心して紹介できる現地データセンター事業者を「認定DCパートナー」として定め、その第一号として、中国・上海のYovole社を認定した。
今回、日立システムズがYovole社のデータセンターを通じて提供するクラウドサービスがセイコーウオッチに採用され、2012年6月より利用を開始した。このサービスは、セイコーウオッチ現地法人の社内システムをYovole社がデータセンターで運用するIaaS基盤上で稼働させ、日立システムズが仮想サーバーの死活監視、リソース状況の監視や保守サービスなどを提供するものとなっている。
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