- 2012/06/01 掲載
米マイクロソフト、Windows8のリリース評価版を無償ダウンロード開始
2月にリリースされたWindows 8 Consumer Preview版(一般評価版)は、公開から24時間で100万回以上ダウンロードされており、Windows 8は史上最もテストされたOSになったという。
今回のリリースは、Windows 8が製品版のリリースに向けた開発の最終フェーズに入ったことを示すものとなる。今後の開発が順調に進めば、ホリデーシーズン(11月末~年末)には搭載端末が提供される見込み。
RP版では新たに、新しいUI「Metro」に対応した新しいアプリケーション(Bing Travel、News、Sportsなど)が提供される。また、CP版で提供されていたメール、フォト、Peopleなどのアプリも改良されたという。

そのほか、スタート画面をより細かくカスタマイズする機能や、マルチモニターの対応、Windowsストアでのアプリ検索、ダウンロードの改良、ファミリーセーフティなどの新機能が盛り込まれた。

新たに提供されるInternet Explorer 10では、Adobe Flash Playerが完全統合(ビルトイン)されているほか、ブラウザーとしては初めて、追跡拒否オプションがデフォルトでオンになった。
また、2012年6月2日からは、マイクロソフトは日本を含む131の市場で、Windows 8の優待購入プログラムを開始する。これは、2013年1月31日までの間にプログラムの対象となる Windows 7 PC を購入したコンシューマーに対して、プロモーション期間中、Windows 8 Proを優待価格1,200円(税込み)で提供するというもの。
Windows 8は、タッチパネル型端末での操作性を向上させるユーザーインターフェイス「メトロ(Metro)」が採用されるなど、モバイルやタブレット機能を強化したOS。マイクロソフトは、出遅れているスマートフォンやタブレット端末向けOS市場での巻き返しを図るべく、強力に推し進めている。
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