- 2011/12/16 掲載
八十二銀行、全店舗4000台の端末をシンクライアント化へ 「IBM デスクトップ・クラウド構築支援サービス」を採用
八十二銀行では、全4000台のパソコンを対象にOA環境を刷新し、業務効率向上やセキュリティ強化を図る。2011年11月からプロジェクトを開始し、2013年8月から順次全店舗へ展開していく予定だ。
今回、八十二銀行では、標準化したクライアント構成を「マスターイメージ」として全ユーザーが使用する。一方、特定のユーザーに使用が限られた業務上のアプリケーションを「個別イメージ」として提供。両者を組み合わせることで、ガバナンスの強化と業務の利便性を両立する。また、従来、営業店などからデータセンターに設置されているファイルサーバやメールサーバなど各種サーバへはWAN回線でアクセスしていたが、シンクライアント環境では、仮想デスクトップが各種サーバと同じデータセンター内に設置されるため、パフォーマンスの向上が見込まれている。パッチの適用や設定の更新などの運用作業についてもデータセンター内の仮想デスクトップ環境内での作業となるため運用保守においても効率化を図る。
シンクライアントへの移行にあたっては、「IBM デスクトップ・クラウド構築支援サービス」が採用され、シンクライアント環境は、IBMのブレードサーバ「IBM BladeCenter HS22V」で構築される予定となっている。
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