- 2011/10/17 掲載
SCSK、SBSホールディングスのグループ共通業務システムをERPパッケージ「ProActive E2」で刷新
SBSグループでは、新システム検討の背景として、グループ各社が固有の会計システムを継続利用していたため、連結決算時に個社の決算情報の整合性チェックが発生していた点、グループ各社の異なるシステムの存在により、業務プロセスをグループで統一することができず、内部統制上のさらなる強化が必要であった点、M&Aによる傘下企業の増加にも迅速に対応でき、今後のIFRSなどの制度改正など、さまざまな環境変化にも柔軟に対応できるシステム基盤の構築が必要な点などが課題となっていた。
旧システムにおける課題を踏まえ、グループ共通で利用でき、会計から人事給与をカバーする新しいシステムでの統一のため、ERPパッケージ「ProActive E2」の導入に至ったという。グループ各社の会計業務を包含できる機能を有し、利用中の連結会計システムとの連携も標準機能で対応できるなど、会計業務の効率化・平準化による決算早期化の実現が可能なシステムであったこと、アクセスコントロールなどのIT業務処理統制を支援する機能を有しており、また、職務分掌を実現する承認ワークフロー機能の活用により業務プロセスをグループで統一するなど、グループ全体の内部統制強化を支援できるシステムであったこと、幹系システム全体をグループで共通化することにより、サーバの統合やシステム運用などの管理業務の集約が可能となり、制度改正時のバージョンアップなどのシステムメンテナンス負荷が軽減できることなどが選定ポイントとして発表されている。
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