- 2011/09/09 掲載
オレガ、ストレージ仮想化ソフトの新バージョン「VVAULT 2.0」を提供

「VVAULT 2.0」の主な新機能は以下の4つ。
1つめはライブバックアップ機能。仮想ドライブの状態を監視し、差分データを自動的にバックアップ用仮想ドライブに同期する機能。リアルタイム同期または時間帯指定同期の選択が可能で、「VVAULT」のシステムデータについてもバックアップが行われる。
2つめはライブリカバリ機能。仮想ドライブのディスク障害や接続障害を検知すると、バックアップ用仮想ドライブからオンラインで正常ストレージにデータを復元する機能。ライブリカバリ中もファイルサービスは継続される。
3つめはストレージリカバリ機能。仮想ドライブを構成するストレージを切り離す際、当該ストレージに保存されていたデータを自動でバックアップ用仮想ドライブから残存ストレージに復元する機能。これにより、オンライン且つ瞬時のストレージ切り離しが可能となる。
4つめはシステムリカバリ機能。ライブバックアップでバックアップされた「VVAULT」のシステムデータを利用して、サーバのシステム障害時に「VVAULT」を完全復旧させる機能となる。なお、システムリカバリ中のファイルサービスについては、設定により稼働/非稼働が選択可能。
また、「VVAULT 2.0」に適用される新ライセンス体系「VVAULT License 2.0」では、フリーダウンロード版の「VVAULT Basic」、個人向け無償版の「VVAULT Personal」、法人向け有償版の「VVAULT Professional」に加えて、個人向け無償版にバックアップ/リカバリ機能と有償サポートを付加した「VVAULT Personal Plus」(月額525円)、法人向け有償版をOEM用に一部機能制限した「VVAULT Professional OEM」(オープン価格)を新たに提供する。
オレガでは今後、2011年度中に3万ライセンスの提供を目指す。
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