- 2011/08/30 掲載
東急百貨店、新テナント管理システムをたまプラーザ店から本格稼動
東急百貨店では現在、POSレジを使用する百貨店形態店舗と、CAT端末を使用するショッピングセンター型店舗の2つのシステムを利用し、テナント管理を行っている。これらは、それぞれが独立したシステムであるため、百貨店形態店舗の管理システムでは、清算管理業務が煩雑になり、一方、ショッピングセンター型店舗では、ポイントカードのインセンティブが付与されない、友の会カードが利用できないといった課題が発生していた。
同百貨店では、今後、一般売場と賃貸借契約のテナントの混在がさらに増加するとし、新システムへの刷新を決めた。新システムでは、どの売場でも、ポイントカードのインセンティブ付与や友の会カードの利用が可能になる。さらに煩雑となっていた清算管理業務を効率化でき、POSレジとCAT端末の両方を使用できるため、出店するテナントにとっても選択肢が広がるとしている。
同システムは、本年8月から渋谷の東横店、世田谷の二子玉川店でテスト稼動している。2012年の春に開業する「渋谷ヒカリエ」にも導入予定だという。

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