EMCジャパン、重複除外ソフトの効果を明らかにする「無償バックアップ環境診断サービス」を提供

　今回発表された「無償バックアップ環境診断サービス」は、ヒアリング・シートを使って、利用企業のバックアップ環境のヒアリングを行い、アセスメント・ツールを決定したうえで、最長1週間程度の実行期間でアセスメントを実施するというもの。

　「バックアップ・アセスメント」と「データ重複除外アセスメント」の2種類が用意されており、バックアップ・アセスメントでは、バックアップ・ソフトウェアのバージョン、クライアント数、期間内のバックアップ・データ総容量、容量グラフレポート、バックアップ・ジョブ分析、バックアップ性能分析、容量分析などを行う。

　データ重複除外アセスメントでは、EMCの重複除外ソフトウェアを使って、バックアップ・データの重複除外率を検証する。初回時の圧縮率、処理時間/2回目以降の平均圧縮率、平均処理時間、容量推移レポート、容量グラフレポートなどの情報が提供される。

　これらの診断サービスを行うことにより、これまで分かりにくかった重複除外技術が、利用企業の実環境でどれくらいの効果があるのかを明らかにする。また、企業がこれまで漠然と抱えていたバックアップに対する課題が実際はどこにあるのかを分析し、分析レポートを基にEMCジャパンのバックアップ専任エンジニアによる報告会を実施するという。