トレンドマイクロ、企業向けAndroid用セキュリティ対策製品「TMMS」を発売

　TMMSは、企業で利用するスマートフォン向けのセキュリティ、集中管理、デバイス管理を提供するソフトウェア。本バージョンでは、Windows Mobileに加えて、Android 2.1以上の端末に対応した。

　TMMSではセキュリティ対策と集中管理が行える「Trend Micro Mobile Securityスタンダード」と、それに加えてデバイス管理が行える「Trend Micro Mobile Securityアドバンス」がラインアップされている。

　両製品とも、Android端末向けに、不正プログラムの検索や不正なWebサイトへのアクセスを防止するセキュリティ対策に加えて、OSやパターンファイル情報の一元管理、パターンファイルの強制アップデート、端末ログの収集などの集中管理機能が備わっている。

　アドバンスではさらに、盗難/紛失時の端末データの消去、位置情報（GPS）による端末の検索、カメラやBluetoothといった機能の使用制限などのデバイス管理機能を提供する。

　参考標準価格は、1アカウントでスタンダードが3,110円（税抜）、アドバンスが6,220円（税抜）。1年間のスタンダードサポートサービス料金が含まれるが、2年目移行もサポートサービスを利用する場合は1年ごとに契約が必要になる。

　トレンドマイクロでは、今後1年間で5億円の売上を見込む。