国士舘大学、マイクロソフトと連携し学内ICTシステムの全面クラウド化を実現

　国士舘大学は、日本マイクロソフト（以下マイクロソフト）と連携し、学生向けサービスの充実を目指し、国内の大学としては初めて学内ICTシステムを全面クラウド化する。

　具体的には、入試管理、履修管理、Eラーニング、学術リポジトリ、図書館、就職支援、財務会計、人事・給与など個別に管理していた学内システムをマイクロソフトの提供するクラウドサービス（Windows Azure Platform、SharePoint Online、Microsoft Dynamics CRM Online、Live@edu）に完全移行する。また、ホストコンピュータの廃止と約200台のサーバのクラウド環境への移行により、約30%のICT関連コストの削減を見込んでいるという。

　2011年4月より入試管理、履修管理、学術リポジトリなど一部のサービスの移行が行われ、2011年9月までに完全移行を予定している。