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- 2011/04/18 掲載
2011年の国内IT市場の成長率、震災によりマイナス4.5％に大幅下方修正
2011年の国内IT市場は12兆165億円、前年比成長率マイナス4.5％で、震災前の予測（2011年2月発表）の12兆6,172億円、プラス0.6％から大幅に下方修正された。2011年は、ハードウェア市場、パッケージソフトウェア市場、ITサービス市場のいずれもが前年比マイナス成長となるという。
IDCによれば、2011年は景気の二番底を避けられないと指摘。政府自治体や企業は復興を最優先にし不要不急のIT支出は後回しになるという。また、景気低迷が見込まれ、企業心理や消費者心理が悪化し、設備投資や消費も減退し、IT支出が抑制される。
今回の震災によって、一部の部品や素材の供給が滞り、スマートフォンなどに影響が現れるとしている。国内IT市場は、需要の減退だけでなく、供給制約によっても抑制されると指摘する。
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