米シスコ、コンシュマー向け事業を再編　550人をリストラ

　ネットワーク機器最大手の米シスコシステムズは12日、コンシュマー向け事業を再編すると発表した。

　小型ビデオカメラの「Flip」事業から撤退し、550人の従業員を解雇する。

　シスコは、2009年3月にFlipを開発する米Pure Digital Technologiesを買収し、コンシュマー向け事業に注力していたが軌道に乗らなかった。

　今回の再編で経営資源を主力のネットワークインフラ事業に集中させるとともに、ビデオ事業ではビジネス向けのテレプレゼンスや、Cisco's Eosといったメディアソリューションに注力するという。