- 2011/02/16 掲載
日本IBM、データベース・ワークロードに特化したx86ブレード・サーバ発表

また同製品は、ストレージとして320GBの半導体ボードを2枚搭載しており、HDD2000個分以上の入出力処理性能を実現する。そのため、ストレージへの高速アクセスを必要とする大規模データベースやオンメモリデータベース、Webサイトのバックエンドデータベースシステムなどに適している。また、消費電力においては、2000個のHDDを搭載できるストレージ装置の約600分の1となり、40kWh以上の電力消費を抑えるという。これは、年間約35万kWhの電力削減となり、CO2換算で年間約110トンの排出量削減に相当する。さらに、ネットワークの仮想化機能も備え、それぞれのデータベースに独立したネットワークを構成することが可能となる。
本製品は、IBMの次世代x86サーバのアーキテクチャ「第5世代 Enterprise X-Architecture(eX5)」に準拠したブレード・サーバ「IBM BladeCenter® HX5」に、640GBの半導体ボードを搭載。また、10Gbpsのネットワーク帯域を分割でき、2本のEthernetケーブルで8つのネットワークに接続できる拡張ボード「バーチャル・ファブリック・アダプター」も、あらかじめ搭載する。
同製品の価格や構成は以下の通り。
* 価格: 6,100,000円(税別)
* 構成:プロセッサー : インテル Xeon プロセッサー E7540(2GHz) 2個 / メモリー : 32GB標準搭載、最大128GB (DDR3 ECC RDIMM 8GB ×16) / ストレージ: 320GB 半導体ボード 2枚 / ネットワーク・アダプター : バーチャル・ファブリック・アダプター(10Gbps)
* 出荷開始日: 2月16日
* 保証期間: 3年間部品/3年間オンサイト修理保証サービス(24時間×7日/CRU)
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