エヌ・ティ・ティ・データ（以下、NTTデータ）、エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社（以下、NTTデータ先端技術）、NTTデータ スミス、日本オラクルの4社は、小売業向けDWH/BIソリューションを連携して開発し、3月から提供開始すると発表した。

　今回発表されたのは、小売業務での分析ニーズに対応するレポートをテンプレート化したDWH/BIソリューション。格納されたデータを表やグラフにより視覚的に表示するレポート部分はBIツールの「Oracle Business Intelligence」、データを格納するデータモデル部分は小売業向けデータモデル「Oracle Retail Data Model」、データベース製品は「Oracle Database」を用いている。分析基盤としてデータベースマシン「Oracle Exadata」と組み合わせることで大量データの検索、集計処理の性能向上も可能だ。NTTデータスミスは、情報活用の支援を行う。

　本ソリューションは、コスト面の問題でDWH/BIソリューションの導入に踏み切れていない企業への提供を想定しており、2013年度末までに15億円の受注を見込んでいるという。