日立情報システムズがクラウド事業を体系化、「プライベートクラウド構築ソリューション」として展開

　これまで日立情報では、仮想化環境を導入する「VSolution」、全国のデータセンターで展開するハイブリッドアウトソーシング「BusinessStage」、セキュリティクラウドサービス「SHIELDeXpress」など、顧客ごとに最適化したクラウド展開を実施していた。

　今回、こうした各種仮想化・SaaS/クラウド関連サービスを「仮想プラットフォーム」「アプリケーション環境」「ネットワーク・セキュリティ」「デスクトップ環境」の4分野に集約して一体化。「プライベートクラウド構築ソリューション」として本格展開していくという。


　2010年7月に発売した「おてがる仮想化パック」は同ソリューションのファーストステップと位置付け、段階的な導入方法も提供していく。

　日立情報では「プライベートクラウド構築ソリューション」を、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして大規模企業、中堅規模企業に展開し、2012年度に200億円の売上を見込む。