- 2010/10/18 掲載
トレンドマイクロ、バーチャルアプライアンスによるウイルス対策を実現する「Trend Micro Deep Security 7.5」を発売
TMDS7.5は、カーネルレベルで動作するAPI「VMware vShield Endpoint」を利用することで、仮想マシン上でウイルス対策のエージェントをインストール、アップデートを行わない場合でも、バーチャルアプライアンス内の検索エンジンやパターンファイルを使って、仮想マシンのウイルス検出と対象ファイルの削除を行うことができる。
IaaSやPaaSに代表されるサービス事業者など、複数の企業が仮想化されたリソースを共有する環境では、個々の仮想マシンのセキュリティ対策が各利用者の管理に依存するため、1つのサーバ上で、セキュリティレベルの異なる仮想マシンが混在する懸念がある。TMDS7.5は、バーチャルアプライアンスでウイルス対策ができるため、仮想インフラの運用者と仮想マシンの利用者が異なる場合においても、一定のセキュリティレベルを保つことができるという。また、仮想マシン毎に検索エンジンやパターンファイルを管理する必要がなく、管理工数を削減できるとしている。
なお、受注は2010年10月26日より開始し、今後一年間に5億円の販売を目指すという。
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