- 2010/08/12 掲載
野村総研とトッパン・フォームズ、保険会社の約款関連業務をワンストップ化する「約款トータルソリューション」を提供

保険業界では、改正された保険法が2010年4月1日に施行されたことに伴い、契約者から見て内容が理解しやすい約款への変更が進められている。しかし約款改定作業は、関連する文書が複数あり、条項の追加や削除が非常に複雑なため、人手に頼った作業ではスピード、効率性、正確性などに限界がある。
こうした課題を背景に、両社は、約款の作成から印刷までのワンストップ化を実現する「約款トータルソリューション」を共同で提供し、保険会社の約款作成・改定作業の効率化を支援するという。本ソリューションの導入により、現行の業務フローは変更せずに、従来必要であった正確性担保を目的とした約款内容チェックの負荷の低減および作業時間の大幅な縮小が可能としている。
具体的に野村総研は、しおり約款の“構成情報の見える化"および“自動生成"を実現するしおり約款作成機能、ビジネス文書作成で活用されているMicrosoft Wordでの約款作成機能、約款作成から承認までのワークフロー機能などをシステム化した「約款作成支援システム」の開発および保守を行う。この支援システムの基幹であるXML技術を利用した文書作成ソリューション「Contents EXpert / XML Assist」は、ASPサービスとして提供される。トッパン・フォームズは、データ移行、高品質な印刷サービスを含む運用サポート並びに本ソリューションの営業販売を行う。
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