CTC、EMCの重複除外技術「Avamar」を採用したクラウド型データバックアップサービスを提供

　伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は、EMCジャパンの重複除外技術「Avamar（アバマー）」を利用したクラウド型データバックアップサービスを提供することを発表した。CTCでは、今年7月よりプロモーション展開を開始し、9月より本格サービスを開始する予定。今後3年間で100社への導入を目指すという。

　本サービスは、企業内のさまざまなデータをCTCのデータセンターにリモートバックアップするサービス。クラウド型のサービスであるため、ユーザー側のシステムに新たなシステム投資を必要とせず、またバックアップするデータ量に応じて料金が設定される。これにより、短期間かつ低コストでの利用が可能という。

　また、EMCの重複除外技術であるAvamarは、ブロック単位で重複除外を行うため、バックアップするデータ量や消費するリソースを、既存システムに比べ大幅圧縮可能なのが特徴。これにより、データ転送容量を大幅に圧縮可能なため、低帯域回線でもサービスを利用することができるという。