高千穂交易は、SaaS型セキュリティ専業ベンダーの米Zscaler（ゼットスケーラー）と代理店契約を締結し、6月より同社の「SaaS型Web＆メールセキュリティサービス」の販売を開始した。

　ゼットスケーラーの「SaaS型Web＆メールセキュリティサービス」は、インターネットを通じて、企業のWebサイト閲覧におけるウイルスやスパイウェアの感染予防をはじめ、業務外のWebサイト閲覧や悪意あるアクティブコンテンツの検知、さらには迷惑メール対策などを統合的に提供するクラウド型(SaaS型)のセキュリティサービス。セキュリティ対策を講じる際の、ハードウェアやソフトウェア、コンフィグやログといった情報データを自社で保有・管理せずとも、手軽に企業のセキュリティ確保とポリシーの遵守を実現できるという。

　また、社員のインターネット利用状況を可視化する「レポート作成機能」により、業務効率化にもつながるとしている。 さらにクラウドという特徴から、在宅勤務やモバイルワーカーといったさまざまなワークスタイル・ビジネスシーンに対し、社内同様のセキュリティ環境(Web＆メール)を提供することが可能で、今後は「モバイルPC向けセキュリティサービス」としての用途も見込んでいるという。同社では、3年間で100社の顧客獲得を目指すとしている。