セイコープレシジョンは、ロードバランサの新機種としてNetwiserシリーズ「SX-3750 LB」を発表した。

　今回発表された「SX-3750 LB」は、2009年3月発売のロードバランサ「SX-3640 LBH」（標準価格80万円）の性能および機能を向上させた製品。より高性能な機能を求める顧客をターゲットとしている。CPUにIntel Core 2 Duoを採用、メモリの拡張や内部バス速度の向上などを行い、トータルスループット2.5Gbps（「SX-3640LBH」比で約5倍の性能向上）、SSLスループット1.5Gbps（「SX-3640LBH」比で約9倍の性能向上）が実現されている。

　販売価格（税別）は、「ロードバランサ SX-3750 LB」180万円、冗長化構成（2台） 324万円、「SSLアクセラレータオプション付き」220万円、冗長化構成（2台） 396万円。10月1日より販売開始される予定だ。

　なお、同社では今後、ロードバランサの従来機種も含め、ネットワーク機器の一群を「Netwiserシリーズ」と呼称していくことをあわせて発表している。