富士通と独SAPは5日、SAP BusinessObjectsブランドのSaaS型情報分析サービスである「SAP BusinessObjects BI OnDemand」の日本語バージョンを共同で開発し、富士通のクラウド環境から日本市場に提供することで合意したと発表した。
今回、両社で提供する「SAP BusinessObjects BI OnDemand」は、分散した経営情報を収集し、組み合わせて分析、共有することで、経営の見える化を実現するSaaS型のサービス。個々に構築された業務システムから収集した会計データや受注データを、1つの業務システムデータのようにPC画面上で閲覧でき、経営分析やレポート作成を行うことができる「データマッシュアップ」機能などが提供される。