- 2009/06/15 掲載
2009年度「中小企業経営革新ベンチャー支援事業」が決定、携帯CMSをSaaSで提供する企業など3社
「中小企業経営革新ベンチャー支援事業」は、経済産業省が主導する「中小企業向けSaaS活用基盤整備事業」と連携し、SaaS型の新しいビジネスモデルや技術を活用して事業化を目指す中小ITベンチャー企業を発掘、支援する事業。
応募する企業は、「資本金3億円以下であるか、または従業員数300人以下であること」「大企業(資本金3億円超かつ300人超の法人)によって発行済み株式の総数の1/2以上を保有されていないこと」「会社設立から10年未満(2008年4月30日時点)であること」「未上場であること」「ターゲット市場のユーザニーズ(中小企業経営効率化)を満たす、優れた技術シーズ・ソフトウェアを所有し、ASP、SaaS型での事業化を行うこと」といった条件が付されている。
今回、2009年度「中小企業経営革新ベンチャー支援事業」に採択されたのは3件。1件目のクラウズのモバイル・PC連携ソリューション「SMARTSeries」では、携帯サイトを作成するためのCMS「SMART mobile」や、携帯用クーポン券を発行する「SMART coupon」などのWebソリューションが、SaaS/ASPで利用できる。2件目のコネクティは、ナビゲーションに従うだけで中小企業でもeマーケティングによる販売促進を可能にする統合eマーケティングプラットフォームのSaaS提供が評価された。3件目は、レシピ収集サイト「Howgry」を企業向けの業務手順共有ツールとした「HowgryEnterprise」を提案したDonutsが選ばれた。
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