- 2009/02/18 掲載
【セミナーレポート】低コスト、グリーン、セキュアなIT環境を実現するシンクライアントの最新テクノロジー(2/2)
2月5日開催「Wyseシンクライアント World 2009~世界そして日本のシンクライアント"新潮流"」
自社導入で見えたシンクライアント導入のポイント
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NTTコミュニケーションズでは、2004年から情報漏えい対策を主な目的にシンクライアントを導入。現在では、顧客情報系システムのアクセスやリモートアクセス用に、同時接続数約1万のシンクライアント環境を構築している。
本社のある汐留のライブオフィスにも、セキュリティソリューションとしてシンクライアントを導入。持ち出し用端末とオフィス用端末をシンクライアントで統合し、どこにいても同じデスクトップをセキュアに利用できる環境を実現した例などが紹介された。
また、シンクライアントには、大きくSBC方式(ターミナルサービス、XenApp等)、仮想PC方式(VMware、XenServer等)、BladePC方式の3方式があり、導入にあたっては、各方式の特徴を見極めて組み合わせることが重要であると説明された。
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後半ではシンクライアントのプラットフォーム構築に有効な各種サービスが紹介され、シンクライアントソリューションを積極的に展開していこうとするNTTコミュニケーションズのスタンスが強く感じられたセッションであった。
シンクライアント導入前には徹底した事前検証が重要
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シンクライアントを導入したあとで、「動作が遅い」「アプリケーションの動作がおかしい」「USBデバイスが利用できない」といった問題が起きないようにするには、事前の検証が重要である。実際に富士ソフトがシンクライアント環境を構築する際にも、調査/分析、方式検討、および検証を入念に実施することが説明された。さらに、アプリケーション検証の重要性も指摘。特に、独自開発された専用アプリケーションや負荷の高いアプリケーションの検証がポイントであると強調された。
そこで活用できるサービスとして、エム・ピー・テクノロジーズが提供する「シンクライアントセンター」、富士ソフトが提供する「コンピテンシーセンター」が紹介された。シンクライアントセンターは、最新のシンクライアント技術を体験できる体験型ショールームである。実際に最新のシンクライアント端末を操作しながら、OSの動作やUSBデバイスの使い勝手を確認することができる。
富士ソフトの「コンピテンシーセンター」では、アプリケーションの動作検証を実施できる。自社の環境に近い環境を作れるため、独自アプリケーションの検証・評価も可能であることが説明され、導入を検討している企業にとってのメリットがアピールされた。
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