- 2008/09/18 掲載
SAS、流通小売業向け価格最適化ソリューションを提供-EDLPを支援
SASによると、昨今の流通・小売業は「定番と特売」から、すべての商品を安定的に低価格で提供するEDLP(everyday low price)戦略への移行が起きているという。その際、買い手や競合の動向に応じて商品の価格を最適に設定する判断は、バイヤーの経験と勘に委ねられ、システムによる支援体制が十分整備されているとは言えない。
商品の市場投入、プロモーション、在庫一掃といった商品ライフサイクルの各段階に合わせて適用される「レギュラープライス」、「プロモーション」、「マークダウン」はモジュールとして提供され、必要に応じて単体でも、組み合わせでも導入できる。
データソースである売上実績データは、長期ライフサイクル商品(在庫補充型商品)、短期ライフサイクル商品(クリアランス前提商品)を問わず、混在した状態で利用できる。
最適化は販売実績に基づいた「予見」と各企業の価格設定方針に基づいた「戦略」を考慮して、収益を最大化すべく算定された最適価格がタイムリーに提示される。ユーザーは複数の価格最適化プランの中からシミュレーションにより選択を行え、各種KPI(重要業績評価指標)に基づき、最適化プランの投資対効果(ROI)を多面的に評価することができる。
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