- 2007/06/07 掲載
【特別企画】Interop Tokyo 2007 の見どころを探る
ソフトバンク ビジネス+IT特別企画
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Interop Tokyo 2007は、NetWorld+Interopが一昨年名を変え、今年で14回目を迎えるネットワークの祭典だ。16 万人の参加、300を超える企業や団体が参加するなどアジアでも最大級のイベントである、今年も各社による「展示」「企画」、70以上からなる「コンファレンス」、出展製品の中から最も優れたものを賞する「Best of Show Award」などで構成されている。
また昨年に引き続き、メディアコンテンツビジネスにフォーカスし、放送と通信の融合を進める専門イベント「IMC Tokyo 2007 -Interop Media Convergence- 」が同時開催される。コンテンツ制作や配信、データ放送、Eコマースなどの製品が出展されるほか、コンファレンスなども行われる。
●展示
出展製品は、「レイヤー2/3スイッチ」「伝送装置」「ケーブル/ラック/周辺装置」「テスター/アナライザー」「ストレージ関連製品」「PC/サーバ/アプライアンス製品」「プロセッサー/組み込み/半導体製品」「セキュリティ製品/ソフトウェア」「非接触型ICカード関連製品」「ソフトウェア」「デベロッパー/オーサリングツール」「VoIP製品」「モバイル&ワイヤレス」「インターネット接続/xSP/IDCサービス」「公衆通信事業者」「ネットワーク管理製品/サービス」「ビデオ/マルチメディア製品/サービス」「システム構築」「トランザクション処理/EC 」「出版/教育/トレーニング」「WEBサービス/検索ツール/エンジン」「Facility/センサー/情報家電」など。
極めて多岐にわたる展示物のすべてを見てまわるのは困難なので、上記のマップなどを参考にあらかじめ目当てのベンダー/製品を決め、回る順序を設定しておくといいだろう。
●ShowNet
日本の技術力を集結し、具体的な製品と技術で構築する最先端ネットワークである。今年のテーマは「Internet Evolutions 」。多様化、高度化するインターネット技術の今を見せる。
ShowNetとインターネットを接続するための部分「External 」で利用している回線は、幕張メッセと都内にあるデータセンターまでを最大40Gbpsの回線でつなぎ、合計で90Gbpsの広帯域を実現している。
運営は今年も「NOC(Network Operation Center )メンバー」というボランティアチームによって行われる。学術研究団体、ベンダー、サービスプロバイダなど、約70団体から、総勢約300名が参加し、9か月間の準備を経て構築される。
●主催者企画
主催者が名乗りをあげ、注目の動向を集中展示するコーナー。今年は昨年も実施された「ベンチャーパビリオン」「ユビキタスネットワーキングパビリオン」に加え、「エンタープライズ・ソリューションShowCase 」「Web2.0 パビリオン」「インターナショナルパビリオン(韓国/US )」が設置される予定だ。
●コンファレンス
有料・無料を合わせて、今年は70近いセッションが予定されている。用途・目的・レベルに応じて、「基調講演」「特別講演」「ワークショップ」「コンファレンス」「プラクティカル・ベーシックセミナー」「ShowNetスペシャルセッション」「BOF 」に分類されている。「基調講演」「特別講演」「BOF 」が無料で、ほかはすべて有料。今年の基調講演には元マイクロソフトの古川享氏が登壇する。
●Best of Show Award
出展社の製品やソリューションの中で、最も優れた製品/ソリューションを選抜する。選抜委員ならびに、来場者の投票によって選ばれ、部門によっては該当なしといったケースも発生する。今回は「プロダクトアワード部門」「ソリューション部門」「ベンチャー部門」「ShowNetプロダクト部門」「ShowNetデモンストレーション部門」の5部門が設けられている。
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