• 2009/01/01 掲載

年頭所感  ソフトバンクグループ 代表 孫正義

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新年あけましておめでとうございます。

昨年は「インターネットマシン元年」として、携帯が大きな変貌を遂げた年となりました。
携帯電話の概念を変える革新的な商品として、大きな衝撃をもって受け入れられたiPhone 3Gをはじめとする各種高機能端末の発売により、携帯電話でインターネットに接続することで、情報をやり取りし、アプリケーションを利用することが簡単にできるようになりました。今までパソコンで行っていた行為を、いつでもどこでも携帯電話で済ませてしまう、そんな生活が当たり前のように出来る時代がやってきたのです。

私たちは、これからの携帯電話に欠かせない、魅力的なサービスを提供するための準備を着々と進めています。今年は携帯電話が「インターネットマシン」として、さらに進化し、人々の生活により深く関わっていくことになるでしょう。

世界最大の市場として重要視している中国においては、中国国内最大のSNS「Xiaonei(シャオネイ)」の運営元に出資し、アジアNo.1インターネットカンパニーとしての地歩を固めてきました。中国No.1のB2B、C2Cサービスを提供し、日本法人においても本格的にサービスを開始したアリババグループを含め、インターネットサービスの分野において、これからどのようなシナジー効果をグループ全体で出していくのか、今年からその成果をお見せすることができることになるでしょう。

また昨年はサブプライム問題を端緒とした金融危機と、それに伴う実体経済の後退による不安感が世界中を覆い尽くした年でした。この状況を克服するため、世界中で様々な施策が施行されつつありますが、一朝一夕に回復するものではないと思います。しかしこのような時代にこそ、長期的な視点で将来に向けた布石をうち、今後の経済成長に向けた取り組みをしていくべきであると考えます。ソフトバンクグループは、現在の経営環境の変化にスピード感を持って対応するだけでなく、こんな時代だからこそ、守りに入ることなく、自ら市場に刺激と変化を与える攻めの経営を目指していきます。そのためには社員のより高い意識によるチャレンジする姿勢と、市場の声に耳を傾ける姿勢が今までにも増して大事になるでしょう。

私たちは、今こそ情報通信産業が日本経済をリードし、産業構造を変革していくことで新たなる成長が遂げられるものと確信しています。

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