• 2006/11/07 掲載

「時代はBPMへ」ハイペリオン新社長 細井洋一氏

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ハイペリオンは7日、日本法人の新社長にバイテル(現エクスバダイト)の代表取締役社長やサン・マイクロシステムズで取締役製品事業本部長などを歴任した細井洋一氏が就任したことを発表するとともに、今後の事業計画について記者説明会を開催した。

新しくハイペリオン 代表取締役社長に
就任した細井洋一氏
 ハイペリオンは7日、日本法人の新社長にバイテル(現エクスバダイト)の代表取締役社長やサン・マイクロシステムズで取締役製品事業本部長などを歴任した細井洋一氏が就任したことを発表するとともに、今後の事業計画について記者説明会を開催した。

 発表によると、2007年の7~9月期の売上高は1億9,850万ドルで、前年同期比17%増で2期連続の2桁成長率となった。特にアジアでの販売が好調で、2期連続20%以上の成長を遂げているとのことだ。

 また、今後同社では特に「BPM:Business Performance Management」を重視していくとの見解を示した。ここでいうBPMとは、ERPで経営の推進と効率化を実施した後、BIで過去の把握・分析を行い、それらをもとに経営の意思決定などを実行していくフェイズのことである。

 BPMは「Business Process Management」の略として使われることが多いが、経営において求められるのは、プロセス(過程)ではなく、パフォーマンス(結果)であるため、ITがそれに貢献できるプラットフォームの創造が同社のミッションであるとした。

 また、現在30数社いるパートナーの選択と集中を行い、パートナービジネスを推進、「スクラムを強化する(細井氏)」と語ったほか、今年8月末より出荷を開始した「Hyperion System9」において日本版SOX法への対応が行われたことなどについても言及した。

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